065356 ランダム
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地下組織レネゲート

合唱コンクール(文化祭

    それは、1ヶ月前のこと
担任「指揮者はユアンくんがいいと思うのだけどねぇ・・・」
オレ「いえ、結構です」
こんな冗談を言った担任は冗談など言わなかった。
担任「はい、じゃぁ指揮者はユアン君に決まりました」
クラスメイト「ウェーーーーーイ!」
     うそん。
音楽の能力0。聞くのは好きだが作るのは苦手、な自分がいきなり指揮者なわけです。
うまいわけありません。クラスメイトに練習時にボロクソいわれる始末。
家でこっそりと泣きながら練習し、なんとか普通の指揮になる。
ただ、自分が頑張っていてもこんどはクラスメイト(男子 が駄目になってきた。歌わない。  まぁ男子ってのは合唱は嫌いって言うのはわかっていたが 女子に迷惑をかける。これでかなりこまった。男女の仲が悪かったら合唱なんてできるわけない。そんなこんなで一週間が過ぎていった。

残り一週間。朝練が毎日となる。
ここから指揮者である管理人の体に異変が。
とにかく吐き気がする。食欲が全く無い。
プレッシャーに押しつぶされてボロボロになってしまっていた。
とにかく練習が辛かった。何度も無理だ、吐いてしまうかもしれない、と思った。自分はこんなに苦しんでいるのにまだ真面目に歌っていないやつがいたから本気でキレそうになった。
残り、三日
管理人の体調がますます悪くなる。保健室に朝行くようになり、事情を説明。やはりプレッシャーで気持ちが駄目になっているとのことだ。
音楽の先生もなぜか来て、いろいろと言ってくれたっけ。
とにかく負けないで一生懸命指揮をした。
まだ三日、いや、あと三日の辛抱だ。三日たてばもう本番。
スッキリする。
そして、文化祭の日になった。
起きたときからとにかく苦しい。いつ吐いてもおかしくない状態だった。
その恐怖に自然と涙がでてきた・・・
ただ、泣いたら気持ちがスッキリした。嫌なものをすべて吐き出したかのように。自然と学校に到着し、朝練を始める。
みんなかなり声を出している。とてもうれしい。。。

そして、本番。一年生から始まる。とにかく待っているときは緊張した。
早く自分の番になれ、と念じていた。一年生の発表が終わり、休憩にはいる。ここでトイレにいったらなぜかスッキリした。便所マンなのだろうか・・・二年生の発表中は気分はよかった。そして、二年の発表が終わり
休憩時間に・・・
体育館から外に出てクラスで円陣を組む。
クラスメイト「絶対金賞とるぞ!オー!」
とにかく気合が入った。いままでの不安がすべて吹き飛んだような感じだった。
そして、自分の番になった。すんなりとできた。いままでの最高かと思った。
その後は昼食やオンステージ、さまざまなイベントに参加して遊んだな。

そして、閉会式。合唱の順位が発表される。
一年生から・・・かなりドキドキしていた。
二年生・・・そして三年生。
銅賞から発表され、そこに一組と呼ばれなかったから安心する。
銀賞・・・ここで呼ばれてしまったらアウトだ。呼ばれないように願う・・・どうにか呼ばれなかった。これは、金賞か!?と思った矢先
係「金賞、3年1組!」
クラスメイト全員で叫んだ。自分の努力もこれで報われたんだと思った。




と、まぁかなりアバウトですがこんなところです。
ある程度わかっていただけたでしょうか


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